一般財団法人全国上下水道コンサルタント協会東北支部

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東北支部の紹介
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支部長挨拶

支部長 橋 郁

 この度、全国上下水道コンサルタント協会東北支部長に選任されました橋 郁と申します。会員の皆様、関係者の皆様には今後様々な場面でお世話になることと存じます。前支部長の功績をより発展的に継承出来るよう、専心努力する所存ですので、ご支援、ご協力の程よろしくお願い申し上げます。

 はじめに、藤島前支部長におかれましては、約8年間の長期にわたり、支部活動や事業運営にリーダーシップをいかんなく発揮され、多大なご尽力をいただきましたことに対し、支部会員一同を代表し、心から慰労の念と深い敬意を表します。

 さて、全国上下水道コンサルタント協会(「水コン協」)は、昭和60年4月に設立され、当年平成27年4月で30周年という大きな節目を迎えることができました。そして、5年遅れで設立された東北支部も25周年を迎えるに至っております。これもひとえに、所管官庁である厚生労働省ならびに国土交通省をはじめ、関係各位から賜りましたご指導、ご支援によるものと改めて厚く御礼申し上げます。

 平成23年の東日本大震災による東北地方の被災地域では、災害の経験から新たな防災意識の向上が生まれ、大規模な住宅地の高台移転や、防災・減災に対応した既成市街地の再整備など、上下水道等のライフラインを含むインフラ整備事業が急ピッチで進められており、会員各社はこれらの復旧・復興事業に鋭意対応中です。そのほか、昨今の異常気象による台風の巨大化や集中豪雨により多発する水害への対応、水インフラ施設の老朽化・耐震化対応、水資源の汚染対策や下水道事業の新公営企業会計基準移行対応等、我々が取り組むべき課題は山積みとなっております。

 上下水道事業を取り巻く社会・経済環境の変化を見据え、これからの上下水道事業の方向を十分認識し、それぞれの立場で技術力及びマネジメント力の向上に努めるとともに、上下水道関連協会との密接な連携や、民間企業との連携・協働を図っていくなど、“上下水道事業の持続可能な経営・運営”の一翼を担うべく、『新水コン協ビジョン』の実現を目指した取り組みを推進して参ります。

 今後とも支部の役割である地域に密着した事業活動を行うと共に、水に関わる様々な課題解決に向け、本部と連携し最善を尽くして参ります。会員の皆様におかれましては、一層のご指導・ご協力をお願い申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。

平成27年5月

公益社団法人 全国上下水道コンサルタント協会 東北支部
支部長 橋 郁